草津・南草津【理学療法士がしっかり診る整体院】Jump(ジャンプ)です。
坐骨神経痛って何なの?(2)です。
坐骨神経の役割をもう少し詳しく説明していきます。
坐骨神経は、運動神経、知覚神経、自律神経の繊維を含んでいるので、障害時はそれぞれの神経症状が出てきます。具体的には、筋肉の痛み、感覚異常(冷え、鈍感、他)、などが出てきます。
今回は坐骨神経の支配する筋肉を説明していきます(運動神経)
・股関節を動かす筋肉(大臀筋、中臀筋、小臀筋、大腿筋膜長筋、梨状筋、上双子筋、下双子筋、大腿方形筋、大内転筋)
・膝を曲げる筋肉(ハムストリングス)
・足首を挙げる筋肉(前脛骨筋)、下げる筋肉(下腿三頭筋)
・足の指を挙げる筋肉(長趾伸筋、短趾伸筋、長母趾伸筋)
・足の指を曲げる筋肉(長趾屈筋、短趾屈筋、長母趾屈筋)
などになります。
運動神経の異常で筋力の低下が現われ、重症化すると筋麻痺へと発展する事があります。特に両側の足の筋肉の症状は脊髄病変で起こることもあるので十分注意が必要です。
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