草津・南草津【理学療法士がしっかり診る整体院】Jump(ジャンプ)です。
血流が悪くなる原因
2:自律神経の乱れ
自律神経は人間が生命を維持する為に必要な役割をもっています。心臓の脈拍や汗の調節、代謝、体温の調節などです。
自律神経には交感神経と副交感神経があります。
交感神経は主に興奮した時や活動するときに優位に働きます。
人間が興奮すると心臓の脈拍があがり、筋肉が緊張し汗をかいたりします。
このような状態が交感神経が優位に働いている状態です。
副交感神経は睡眠しているときやリラックスしているときに優位に働きます。
リラックスしていると心臓の脈拍が下がり(落ち着く)、筋肉もリラックスしますね。
このような状態は副交感神経が優位に働いている状態です。
この2つの自律神経がバランスよく働く事が大事なんです。
例えば、自宅で夜中、寝ている状態(副交感神経優位)この状態は、筋肉もリラックスしており体が休憩している状態です。
このとき、自宅で火事が発生しました!!
あなたは、焦げ臭いけむりの匂いで飛び起きました。
さて、逃げなくてはいけません!!筋肉が緊張し心拍数が上がり、汗もかいてきました。
このような状態が交感神経が優位に働いている状態です。
このような危機的な場面で副交感神経が優位に働いたままでは逃げ遅れてしまうかもしれません。
極端な例え話をしましたが自律神経にはこのような役割があるのです。
本題に戻りますと自律神経のバランスが崩れてしまうと体の状態が崩れてきます。
過度なストレスで自律神経が興奮した状態が続いていると睡眠が出来なくなってきます。筋肉も緊張したままなので血流もわるくなります。
また、夏場にエアコンの寒い部屋から、暑い外に出る事を繰り返していることで自律神経のバランスが崩れる事もあります。
次回は冷え症と筋肉について